易占の占い方

易占とはどんな占いか

易者の占いは大きなカテゴリーでいうと卜占(ぼくせん)であります。卜占(ぼくせん)とは何かと申しますと非常に古い占い方法でありまして動物の骨や甲羅を火にくべて、その割れ具合で占うのが卜占(ぼくせん)です。原始的な占い方法でありますがその流れを組むのが易占でありまして易占は筮竹(ぜいちく)を割って、その本数によって占者(せんじゃ)の運命を数に変換して算木(さんぎ)にそれを現わして吉凶禍福を占います。

占いの道具

竹を細く削った「筮竹」、筮竹を天と地に分ける「掛助器」、陰陽を現して大成卦を示す「算木」を用いて易占を行います。易占に欠かせない聖典として、易経があります。易経は儒教の五経の一角でありまして、易経は卜占(ぼくせん)を基に言語化された経典でありますから古代からの叡智が易経には宿っております。易占の根拠には易経が存在いたします。

占えないこと

・生死に関わること
・ギャンブルや投資に関わること
・同じ内容を立て続けに2回占うこと