僕の母は四柱推命が好きで

よく他人を占っていた。

僕は母を恨み憎んでいた

時期もあった。

その憎んだ母を失い

僕が易者になるなんて

運命の悪戯みたいな物を感じる。


僕の人生で記憶に残る占いがあります。

それは

20代の頃

東京永田町に居る

女性で高齢の占い師の方で

政治家のお客さんが中心の

ある筋では高名な方で

僕は血気盛んな若者でしたから

その方に

「朝日新聞を潰すにはどうしたら良いか?」

という質問をしました。


そうすると、その占い師の先生は

「元気がいいね!」

と、褒めてくださいました。


その後に

「敵を倒したいなら、その敵を批判するのではなく、その敵の敵対勢力を応援しなさい」

という言葉を頂きました。


あれから20

皆様もご存知の通り

朝日新聞は現在、新聞では赤字続きで

衰退するオールドメディアになり

破綻は近いでしょう。


運命とは自助努力によって

如何様にも変える事が叶う

それを体験したのが

僕が占いの世界に没入していく

きっかけとなりました。


最初、僕は九星気学や四柱推命

人相手相などなどを学びましたが

どれも身体にはしっくり来ず

これだ!

とピッタリきたのが易でした。

易はそれこそ

何が書いてあるかは、最初は全く分かりませんでした。

何しろ僕の最終学歴は

偏差値29の高校に

スポーツ推薦という下駄を履いて入学するという。

前代未聞の勉強嫌いでしたから。

だからといって易が

分からないから苦痛になるという訳ではなく。

難解な物事が一つ一つ紐解けて行く快感に、

人生で初めての快感であって

覚えたての猿の自慰行為が如く

易の世界に没入し

現在に至っております。

お恥ずかしながら。